2016年 06月 16日
16号大阪港線 阿波座拡幅工事で鋼桁が現場に到着 |
現在、阪神高速道路16号大阪港線の東行きで行われている、西船場JCTの信濃橋渡り線工事ですが、阿波座付近で行われている拡幅工事で、ついに鋼桁が現場に出現しました。
↑上2枚とも阿波座1丁目交差点付近です(会社帰りにスマホのカメラで撮影したので画像が荒いです。ご了承くださいませ。)
鋼桁は阿波座1丁目交差点付近以外にも、信濃橋渡り線との分岐付近でもある四ツ橋筋との交差点付近にも出現しています。
信濃橋渡り線工事は、当初の予定より遅れる事が発表されるなど、進捗が気になるところですが、阿波座拡幅についてはかなり順調なように見えます。 恐らく、この調子だと阿波座拡幅だけは平成29年頃には先行開通するのでは思われます。
この阿波座付近の拡幅工事は既存の橋脚で拡幅部分を支える為、橋脚の改造が進められ、拡幅部分を支えるように梁の部分の延長工事が施されています。さらに既存橋脚の間には耐震橋脚として鋼管集成橋脚が作られており、通常時は高架道路を支える役割をしていませんが、想定外の大地震の際には高架全体の揺れを抑える役割を果たすそうです。
※鋼管集成橋脚については阪神高速道路公式サイトをどうぞ
2016年6月16日現在では、既存橋脚の拡幅部分用の梁の延長工事がほぼ終わっているようで、耐震橋脚も見た感じではほぼ完成しています。
既存橋脚については、さらに改良工事を行う為、現在の本線を仮支えする借り受け設備が順次作られているところです。
そこへ、ついに拡幅部の鋼桁が現場に到着しました。
まだ一部分で、どのように架設するのか分りませんが、鋼桁の工事が近づきつつあるようです。
by hanshinexpressway
| 2016-06-16 23:13
| 阪神高速の現在建設中の路線